高さ、13、2センチ 重さ 470gの銅像。本品と瓜二つの物が、重要文化財になってます。「玄奘三蔵」で検索してください。鎌倉時代の仏画です。本品との相違点は香炉を吊り下げている点、笠を被っている点、髑髏(どくろ)の首飾の点です。本品は香炉デハナク、糸瓜(へちま)です、それを頭に、また笠ではなく蓮の葉を頭上にしてます。「蓮(はす)の葉傘」は日本でもよく知られています。検索してください。その蓮の長い茎の部分を、手でもって歩く訳に行かないので、茎を切って、糸瓜で支えているのです。蓮の葉は80センチになるようです、また糸瓜は、インド産で、皮膚の美容薬用効果があるそうです。恐らく、小さい銅像なので、いつでも携帯できるように、道中も所持できるように製作されたのでしょう。以上の点から、本品の方が、その重文の物よりオリジナルではないかと思います。時代は、唐時代から、鎌倉時代にあたる元時代では。でも、その旅姿のリアルさは、元時代に再現出来ない事をかんがえると、玄奘三蔵にもお弟子さんが、2名いたそうですので、詳細を師匠から「聞き書き」して造らせたとすると唐時代になります。前所有は、中国、河南省の古物商から、15年以上前に購入したとのこと。現存数は少ないのでは。
なお、右手に所持していた経巻き、左手に持っていた払子「ふっし」が欠損。別画像が只今出品中の「vhs 俺は用心棒 ①～」の画像4、5、6です。